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療養生活の指導 [外来看護]

退院前や外来の時に聞かれることがある
「何かあったら来てくださいね」

実はとても怖い言葉なんですね。

「何かあれば受診するようにで敗訴」

療養指導に注意義務違反があることが
、一つの根拠になったようです。

ただ、やはり経験年数の少ないスタッフは何かあればという言葉を使うことが多いように感じます。

「もしかしたら、何もないかもしれない。」
「下手に怖がらせるかもしれない。」
「何が起こるか予測できない
など、いろいろな理由がありそうですが...

やっぱり何かあればという説明は患者さんからしたら、難しいですよね。

それは認識が双方で全く違うから。


「医療現場の行動経済学」という本にもありましたが、
医療者と患者さんでは文化や言葉の意味が違うことや、
biasが必ず存在することを意識して関わる必要があります。

患者さんが具体的に何が危ないサインなのか、
どの状態が病院へ来るサインなのか、
患者さんがイメージして、行動できるように
伝えて行くことが、医療者の責任だと
切に感じる記事でした。
タグ:生活調整
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