療養生活の指導 [外来看護]
退院前や外来の時に聞かれることがある
「何かあったら来てくださいね」
実はとても怖い言葉なんですね。
「何かあれば受診するようにで敗訴」
療養指導に注意義務違反があることが
、一つの根拠になったようです。
ただ、やはり経験年数の少ないスタッフは何かあればという言葉を使うことが多いように感じます。
「もしかしたら、何もないかもしれない。」
「下手に怖がらせるかもしれない。」
「何が起こるか予測できない」
など、いろいろな理由がありそうですが...
やっぱり何かあればという説明は患者さんからしたら、難しいですよね。
それは認識が双方で全く違うから。
「医療現場の行動経済学」という本にもありましたが、
医療者と患者さんでは文化や言葉の意味が違うことや、
biasが必ず存在することを意識して関わる必要があります。
患者さんが具体的に何が危ないサインなのか、
どの状態が病院へ来るサインなのか、
患者さんがイメージして、行動できるように
伝えて行くことが、医療者の責任だと
切に感じる記事でした。
タグ:生活調整
看護外来 [外来看護]
ICUに所属しながらも、看護外来もやっています。
心臓を専門にやっているので主に来てくれる患者さんは心不全や心筋梗塞の患者さん。
医師の外来と異なる点は医師が検査の結果、内服薬の調整や追加治療をするのに対して
看護外来は検査や生活状況を踏まえた「生活の調整」を行っています。
たとえば
UN、Crが上昇し、やや脱水が考えられるようなら、
その上昇具合、季節、普段のNa摂取量や水分摂取量を考慮して
ペットボトル1本分増やしてみようかとか、
活動量計を使っている人には歩数の増やし方と注意点を伝え、
その評価して本人にフィードバックしています。
必要な方には在宅サービスの調整も。
ただ、これだけでは
せっかく来てくれる方は納得してくれないので
まず何をやりたいのかを知ることが大事。
病人であろうとなかろうと
生きるために生きているわけではなく
何かを遂げるために生きていると考えると、
病院に通院することも「本人がやりたいことが出来る」ための資源の一つ。
その中で看護外来では
「やりたいことをやる」ために
生活の視点から支援をやっています。
心臓を専門にやっているので主に来てくれる患者さんは心不全や心筋梗塞の患者さん。
医師の外来と異なる点は医師が検査の結果、内服薬の調整や追加治療をするのに対して
看護外来は検査や生活状況を踏まえた「生活の調整」を行っています。
たとえば
UN、Crが上昇し、やや脱水が考えられるようなら、
その上昇具合、季節、普段のNa摂取量や水分摂取量を考慮して
ペットボトル1本分増やしてみようかとか、
活動量計を使っている人には歩数の増やし方と注意点を伝え、
その評価して本人にフィードバックしています。
必要な方には在宅サービスの調整も。
ただ、これだけでは
せっかく来てくれる方は納得してくれないので
まず何をやりたいのかを知ることが大事。
病人であろうとなかろうと
生きるために生きているわけではなく
何かを遂げるために生きていると考えると、
病院に通院することも「本人がやりたいことが出来る」ための資源の一つ。
その中で看護外来では
「やりたいことをやる」ために
生活の視点から支援をやっています。
タグ:看護外来